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超絶技巧 アンティーク 金工 ハート(葵)に菊蝶象嵌かんざし 江戸-明治 dy6166-a

¥88,000 税込

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時代 金工 ハート(葵)に菊蝶象嵌かんざし 江戸-明治
サイズ :幅 1.5 ×長さ 13 cm

わずか1~1.5cm四方の中に銅素地に片刃彫をほどこし、その上に銀象嵌で菊花と蝶をあしらった見事な金属工芸作品です。
菊花と蝶の象嵌は”高肉象嵌”という特殊な技法です。
世界に類を見ないこのような装飾は、明治の開国とともに欧米で驚くほどの人気を得ました。
元来、高級な刀鍔や刀小物などの細工なので、女性の装身具に施されているものは非常に珍しいです。

《世界に類を見ない日本の超絶技巧》
江戸時代、戦国時代が終わり太平の世になると武具制作の需要が減り、刀剣の拵(こしらえ)などを制作していた錺師(かざりし)とよばれる金工の職人たちは活動の場を失います。
その職人たちは刀装具の仕事を小間物細工に転用することを考えて、紙入れ(財布)の金具や女性の装身具を制作するようになり、町人文化の発展とともに様々な名品が作り出されました。
明治の世になり日本が開国すると、この類を見ない美しい金属工芸はまたたく間に世界中に広がり、当時の欧米の人々を熱狂させました。
100年以上前の日本の美意識が、いまの女性の美しさを引き立てることがございましたら、大変うれしく思います。

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