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江戸～明治時代蝋型鋳銅鹿寿老人香炉置物 dby11819-7

¥286,000 税込

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≪ サイズ ≫（若干の誤差はご了承ください）
　幅 15.5 x 奥行 12 x 高さ 27 cm

≪ 状態 ≫
　目立つ傷や汚れなし

≪ 説明 ≫
　寿老人は元来、りゅうこつ座α星カノープス(Canopus)を神格化した中国三大宗教の一つである道教の神で、日本では長寿と幸福を司る七福神の一柱として良く知られています。寿老人はカノープスの中国名・南極老人星や、寿星とも呼ばれ、西遊記や封神演義等、物語に神仙として登場することも多く、日本・中国ともに人気の高い吉祥の神でもあります。元になったカノープスという星は北半球において見えるようになるには条件があり、そこからこの星は天下泰平のときにしか姿を見せないという信仰が生まれ、皇帝が秋分の日に都の南で観測する慣わしがあったことが史記などに記され、この天体信仰が宋代以降に南極老人として神格化されたようですね。
この作品は鹿や杖などの実在するものを精巧に造り込むことで、想像上の存在である長頭短身の寿老人をもリアルに見せるという、高度な作品表現がなされています。薄く鋳込まれた型の鋳銅の技術も高く、箱の桐指物の様式からも古い時代の作品である特徴がよく出ています。

≪ 箱行・鑑定・付属品≫
　共箱

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